ご挨拶
公益財団法人 林レオロジー記念財団は、食品製造機械分野の研究開発の活性化、および国内外における各国各地域独自の食文化の発見、再興、普及に寄与することを目的として、レオン自動機株式会社の創業者である林家により、2013年（平成25年）4月1日に設立されました。
わが国の食品機械産業の技術は近年飛躍的に進歩し、また食品業界を取り巻く環境も大きく変化して参りました。
人間の食品に対する嗜好は多様化し、美味しさの追求、味へのこだわり、さらに安全・安心な食品へのニーズが食品機械産業の成長を促したともいえるでしょう。
しかしながら一方で、わが国の食料自給率は先進国の中でも低く、また少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少等、様々な問題が深刻化し、食品加工分野においては、更なる技術革新が期待されております。
当財団は、食品レオロジーの研究や食品生産技術の研究開発、あるいは食文化継承のための支援活動に寄与する志のある学生、若手研究者への奨学金・研究費助成事業を通して、次代を担う有為な人材の輩出を支援するとともに、食品産業技術の向上発展に寄与すべく、事業の推進に努めて参る所存でスタートを切りました。
何卒本財団の設立趣旨、事業内容にご理解ご協力を賜りますとともに、本財団をご利用下さるようご案内申し上げます。
- 2013年10月１日
- 代表理事 田代 康憲
